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トルコ民族舞踊ワークショップ終えて

2015.02.17 12:37|トルコ


大好きなトルコ民族舞踊、
大好きなトルコ人フォークロアダンサーのSibel &Muratのワークショップが終わりました。
こんな、マイナーなWSに、誰が来るのか??という不安を吹き飛ばしてくれた受講者の方々に感謝申し上げます。
それと、ショーから、WS、雑用、全ててきぱきお手伝い頂いた我がKelebekダンサーたちに
チョクテシェキュルエデリム。(とっても感謝します)本当に蝶の様にパタパタパタパタ、笑
いっぱい動いてくれてありがとう。

イスタンブールで彼女のレッスンを何度か受けて大ファンになりました。
半年以上前からの準備して、数あるフォークロアの中から自分が習いたいもの、
みんなに紹介したいもの、
日本に間違って伝わっていることなど、考慮してその道の先輩に相談したり、
パートナーのYokoさんと何度も何度もやり取りして決めた、場所、内容、時間、順番、など。
すべてが、cok guzeldi(トルコ語で、とっても素晴らしかった!※本来はcの下に尻尾と、uの上にホクロ二つ付きます。このブログだと変換されないの)

一つ目のCiftetelli(cにしっぽ)チフテテリでは
トルコ地図を元に、どの地域にどんな民族舞踊があるか、代表的なものと、違いなどをレクチャー、
その後民族舞踊としての、チフテテリの振り付けを。
同じ曲でSERAPSUから習ったもの(ベリーダンス風)を踊っていたので
オリエンタルとの違いや、オリエンタルに影響しているところがわかりとても良かったです。

受講者の中や、このブログを読んでいる方はチフテテリって、単にリズムの名前だと思っている方もいるかもしれないですね、、チフテテリは踊りの事全般を指します。
トルコには地域地域に、⚪︎⚪︎チフテテリというのがあり、
(日本でいう、盆踊りのように?東京音頭、川崎音頭、、みたいな)リズムも様々。
さらに地域に地域にまた別のおどりがあります。ここで書くと長くなるので
またいつかご紹介します。

二つ目はKasik(sにしっぽ、iの点なし)カシュック(スプーンダンス)
木製のスプーンを使ったダンス。
日本で取り入れているベリーダンサーはタカダアキコさんと私位じゃないかと、思われる。笑
これも、とってもいいwsでした。
カシュックも、地域によって使うスプーンの形、持ち方、衣装から曲、踊り方様々です。
奥が深い・・・
しかも今回の振り付けは、まさに私が求めていたものでした。
難しいけど、頑張って練習して、いつか披露します。

2日目の3つ目のWSは・・・
Karsilama (sに尻尾つき)カルシラマ
元はお婿さんのところに嫁いできたお嫁さんを迎入れる踊り。
カルシラマというトルコ語は迎えるという意味。
ということは、ロマの踊りではないのです。
ロマがトルコに来る前から踊られていた踊りで
現在はロマの踊り方とお互い影響し合っています。
このWSも長年の謎がクリアになって、とってもスッキリ!!
でも、この足さばき、私は苦手だった。

4つ目はTef(トルコのタンバリン)
Makedonia(ウスキュップ)の踊りをとりいれたもので、トルコの民族舞踊でタンバリンが使われるのは
この踊りのみです。
音楽はまさに、マケドニアって感じの、可愛らしい曲。
トルコでSibelに習ったこのウスキュップの踊りは、生徒さんといろんなところで披露してきました。
今回は新作も習えて嬉しかった。

5つ目はラストを飾るのにふさわしい、カラデニズ。
手をつないで一糸乱れず足を踏み鳴らすラインダンスです。
本来男性の踊りがメジャーなのですが、女性用の振り付けをやってくれました。
可愛らしいスタートからラストに向かって激しくかっこよくなっていく踊りをみんな大好きになりました。
実はこのWSが一番受講人数が少なかったのですが、1番評判良かったです。
「なぜ、手をつなぎくっついて踊るのか?」という背景も分かり、
ほかの似たような民族舞踊の見方も変わりました。
(なぜかって?ここでは、教えなあい!!ちょっとイジワル笑)
ショーから入れたら3日間、一緒に過ごした仲間と踊るカラデニズの
一体感による高揚は何とも言えない達成感と、パワーがみなぎりましたが、
そのあとの疲労感も半端ない。。
今日はすごい筋肉痛です。。

そして今回のWSシベルの素敵な素敵な旦那様♡Muratさんも来てくれたので
全編、ダラブッカ生演奏つき(2日目はさらに伊藤アツシさんと、船原徹矢の太鼓も加わりなんて豪華なレッスン)
なんて、豪華なレッスンなのでしょう。しかもMuratさんもダンサーなので民族舞踊のフォーメーションまで
習えて、先生をしているダンサーさんにとっては、そういうところも役に立ったのではないかと思います。


時間ぴったり、ビデオバッチリ。謎もスッキリ。

なんといってもSibelの可愛らしいこと。
Muratと2人で踊るところも可愛らしい。
お人形のようです。

そうなんです、本来のターキッシュ=トルコの踊りって
この可憐なところに私は惹かれたんです。
一般的には、イケイケのアクロバティックなイメージのあるターキッシュですが
私がやりたいのは、私が好きなのは、
こういう、可憐で人をハッピーにする踊りなんです。
(ベリーダンサーでは昔のネスリントプカプが大好き)

WS2日間お付き合い、頂いた皆様、本当にありがとうございました。
(本当に、私がやりたいことに皆様を付き合わせた企画、、、誰よりも私が大大大満足です。)
これからも、もっと勉強して自分の好きな踊りの魅力伝えれたらいいな、と思います。

そして、イスタンブールと、東京で時差を感じず、いや、時差を利用して?ものすごい数のやり取りをしながら、
自分たちも成長していきながらこの企画を一緒に作ってくれたYokoさんに感謝感謝です。

今回興味があったのにWSを受講できなかった方々から、プライベートレッスンして欲しいと
ご連絡いただいていてます、まだ勉強中ですが私で良ければご指導いたしますので
その時はよろしくお願いします。

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プロフィール

BellyDancerIKUYO

Author:BellyDancerIKUYO
OrientalDancer/Instructor
◆ベリーダンス教室
IKUYO Oriental BellyDance Arts
StudioKelebek 主宰
◆トルコ民族舞踊グループ
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